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日刊自動車新聞(2004年10月9日)
日本エコカが株式公開
グリーンシートに登録
29日申込期限 新株の募集開始
【福井】使用済自動車の中間処理業として、福井県内で事業展開する日本エコカ工業(野坂信嘉社長、福井県坂井郡三国町)は、未上場企業の証券市場であるグリーンシートへ、9月30日に登録、同日から株式公開し、10月29日を申込期限とする新株式の募集を開始した。調達金3800万円で、工場増設に伴う設備資金などに充てる。今回の株式公開を機に、同社では積極的な事業展開を推進し、将来的に店頭市場(JASDAQ)への上場を目指していく考えだ。
リサイクル分野に積極的取組み
同社が公開したのは同市場のエマージング(将来性のある)銘柄で、北陸地域では初となる。新株式募集は、普通株式760株、1株当たり5万7千円で、総額3800万円(うち800万円が発行諸費用)となり、諸費用を差し引いた3千万円を設備投資に充てる計画だ。同社は設立当初から、日本証券業協会が未上場企業のために開設した証券市場である「グリーンシート市場」への登録を目指していた。同市場で新興ベンチャー企業区分となるエマージング銘柄での公開は北陸3件で初めてとなる。
株式公開を契機に、同社では、福井県周辺地域での使用済自動車の完全回収に努めさらに、現在、取り組んでいる新たな自動車リサイクル手法および解体補助システムなどの開発を進め、広く普及を図っていく考えだ。
同社では、自動車リサイクル分野の研究開発に積極的に取り組んでおり、すでに県の研究開発補助事業の認定を受け、「レーザーによる車両の切断手法」の開発を福井大学などとの共同研究として手がけている。
研究開発テーマとして、自動車リサイクルにかかわる@車の切断機A気体の抜き取りB車の反転機など、新方式による自動車解体システムの確立を進め、開発成果を提供企業などにも広め、より環境負荷の少ないリサイクルシステムの構築を目指している。 同社は、昨年6月、母体である駐車場の管理システムなどを手がける日本システムバンク(野坂弦司社長、福井県福井市西開発)と県内ディーラーからの出資を仰ぎ発足、今年2月、県の許可を受け、使用済自動車の中間処理業として、本格稼動した。 |
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